平成１４年１１月１６日(土)〜１７日(日)の２日間、「れいほく子ども探検隊」事業が実施されました。

　この事業は、吉野川源流地域の次世代を担う子ども達に、流域の文化や歴史などを学習してもらうこよにより、地域に対する意識の向上を図るとともに、吉野川への関心を高めることを目的として、平成９年度より年一回行われています。
　 本年度の行程は、まず、吉野川交流推進会議及び国土交通省徳島工事事務所の協力により、石井町周辺の歴史的建造物や文化財等について研修する「吉野川流域講座」に参加しました。
吉野川の氾濫に対する防災対策や、その他の気象状況・地理的要因に対応すべく先人が築いてきた文化や歴史についてご説明をいただき、大変勉強になりました。
これは国土交通省徳島工事事務所の「リバーキーパーズ」事業の一環として行われ、リバーキーパーズパズパスポートのポイントを集める為に参加した児童もおり、イベントを通じて吉野川について学習できる機会が得られることは大変嬉しく思います。
　その他、阿波踊り体験と藍染め体験を行いました。
阿波踊り体験では賞状をもらった児童もおり、良い記念になったことと思います。
　今回の参加は、嶺北地域内の小学４〜６年生の２９名でした。
参加者は一般公募の中から抽選されましたが、定員数を大きく上回る申し込みがあり、吉野川流域への関心が高まっていることがうかがえます。
また、学校の授業で河川の環境問題等について学習しているという児童もおり、地域資源や環境問題等については学校教育の上でも必要な事項として取組まれているようです。
今後、様々な方面でこのような活動が行われ、吉野川源流地域と下流地域の交流が発展することを期待しております。

　　　　　　　　　嶺北広域行政事務組合広域政策室　石川