平成15年度 「四国の川を考える会」助成事業報告
 
                         高知県伊野町八田1467
               特定非営利活動法人 仁淀川お宝探偵団
 
仁淀川・川の地図づくりお宝探偵団巡回展
展示期間 平成15年8月〜16年3月
 
 特定非営利活動法人 仁淀川お宝探偵団では、平成15年度に四国の川を考える会より助成を受けて、平成14年度に作成した「仁淀川宝の地図」並びに流域の地域資源をその種類
ごとにまとめた地図8種を流域11市町村(仁淀村観光センター、高知県庁ホール、土佐市市役所等)で巡回展示した。
 
 本展示のねらいは、仁淀川流域に眠る様々な「お宝」(地域資源)のそんざいをまずは流域の住民に知って貰いたいということが第一にあった。展示したのは仁淀川の様々な楽しみ方をまとめた「時の道楽(主に歴史、文化遺産を巡る地図)」「食い道楽(主においしいお店)」「遊び道楽(カヌーなどの遊びスポットをめぐる地図)」などの地図の他、「鼻マップ」「廃校マップ」「水制マップ」など様々な視点から仁淀川を俯瞰したものばかりである。
 そして、そのもっとも核となるのが「仁淀川宝の地図」である。これは、平成14年度に任意団体仁淀川お宝鑑定団で作成し、15年度に特定非営利活動法人仁淀川お宝探偵団へ発展した折りに発行したA0版の大型絵地図である。この地図では、さきほどの7枚の地図のエッセンスを凝縮し、すべてをイラストで表現して従来にない仁淀川の魅力を伝える媒体と成っている。
 添付写真にもあるように、展示は基本的には無人展示であったため、反応を直接うかがい知ることは難しいが、春野町公民館でとったアンケートなどではおおむね講評であった。
 また、9月28日に開催された高知市「ラララ音楽祭」では、地図の展示の他出版された「宝の地図」の直接販売、流域の特産品の販売などもあわせて実施した。

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