水と緑のフェスティバル
  第22回ファミリーハゼ釣り大会
     四国三郎こと吉野川で開かれる
 
 平成16年10月10日(日)、「第22回ファミリーハゼ釣り大会」が、 青少年育成徳島県民会議・徳島県スポーツ・レクリェーション祭実行委員会・徳島市・徳島市水と緑の水深競技会・徳島県釣盟・四国の川を考える会・(財)日本釣振興会徳島県支部の共催及び(社)四国建設弘済会の協賛で開催されました。
 名田橋から吉野川河口一帯でハゼ釣りを楽しみながら、この美しい川を守っていく心を持ってもらおうと言う狙いで始め、今回が第22会大会となりましい。
 前日まで、台風22号の直撃予報にやきもきしたが、さいわいコースを南に取り急ぎ足で通過してくれたので、打って変わって良い天気となった。
 午前7時からの受付開始前から長蛇の列となり、混雑しだしたので、受付を約15分早め、顔馴染みになったおばちゃんや少年たちを始め、県内外の各地から家族連れ、小・中・高校生のグループ、一般の釣り人が押し寄せて、午前8時までに合計464名もの形が受付をすませ、思い思いの釣り馬へ散開していきました。
 昨年までのように、早朝の寒風に身震いし、防寒服を着ることなく、朝から風も暖かく、日中は汗がでるほどあつく行楽日和の良い天気です。
 釣果の方は、中潮で10時ごろが千底になるので不漁が心配されたが、雨のニゴリが幸いしたのか、早朝より5本バリに2匹、3匹とぶら下がった釣果を見せ合い歓声を上げる女性や少年たち、魚のハリはずしあるいは根がかりした仕掛けを切ったり、新しい仕掛け作りに苦戦する父親、釣りをそっちのけで雑談しながらゴミ拾いに精を出す、子供連れや女性に高齢者の方々、足場の良い河川敷と、ファミリーハゼ釣り大会ならではの光景が微笑ましいが、今年は再三に渡る台風の来襲で、打ち上げられたゴミも多種多様で非常に多いです。
 受付周辺の川も砂が堆積した中に流木が多く埋もれ、仕掛けが引っかかり苦労すると共に、浅くなって良型ハゼより小型が目立ちました。
 それでも、午前11時から12時までの計量に持ち込まれたハゼの魚大は13cm〜18cmが主体だが、20cmを超す大型も混じっています。
 その中からよりすぐって規定の10匹を計量した結果、上位入賞は、次の皆様です。
 数字はハゼの重量で単位はグラム。
 【ファミリーの部】
  @川原 一晃 (徳島市)  365   A岩朝 達彦 (鳴門市)  355
A新居 侑也 (那賀川町) 240  C平岡 恵子 (徳島市)  220
D川真田秀樹 (徳島市) 215
 【一般の部】
@犬伏 征司 (徳島市) 370  A栩平 留吉  (藍住町)   335
A加藤 正夫 (徳島市) 305  C近藤 輝雄 (徳島市)  230
D元木 謙二 (鳴門市) 215
  【女性・少年の部】
@矢達 邑子 (徳島市)  350   A安原 蒼空 (石井町)  335
A川原 善光 (徳島市)  325   C宮脇 勇希 (鳴門市)  325
D高橋 富子 (北島町)  310              
 表彰式では、各団体の代表者から挨拶があり、各部門の優勝〜5位までに賞状・トロフィー・賞品が渡され他にも吉野川治水119年賞、ハゼ釣り大会22回賞、大物賞、飛び賞が渡され、前日の台風予報で参加者の出足が心配されましたが、多くの参加者が集い、浩集めたゴミを前に県知事・徳島市長ら各団体の代表者らと記念撮影したり、計量時に渡したハゼ料理のレシピを基に、自然の中で釣りを楽しんで、家庭では料理と食味にもおおいに楽しんでいただけたと思います。
 今後益々自然に親しみ、水に触れ、皮に親しみながら治水にも関心をもっていただくためにも来年も開催する予定です。
 多くの参加者をお待ちしています。
                                                   徳島県釣連盟