平成17年度助成事業実施報告書
(人間と水との関わり合いに関する実地体験)
 
実施場所:愛媛県西条市偵端小学校
 
実 施 日:平成17年8月9〜10日
 
対  象:小学校児童(2年生12名)愛媛大学生(1〜3回生6名)
 
内  容:水鉄砲を用い、水に対して普段より身近に接する
 
 
目  的:水鉄砲を用いることで、水に対する恐怖心がある人は水に関わりやすくするとともに、に対するプラスのイメージを持たせることができる。また、水に対する恐怖心がない人でも、それまで以上に水に対する興味・関心及び、水を使用しての楽しみをより見出すことができる。
 
概要説明:偵端小学校が位置する地域は学校のすぐ脇を川が流れてはいるが、直接川に降りることはできず、子供にとっては存在するだけのものとなっている。せっかく水が有名な地域であることもあり、低学年の子供が最も親しみや粋であろうと考えられる、水鉄砲を用いて水を身近に感じでもらうように試みた。また、大学生側にとっても松山は近くに川・海はないため、水という存在を身近に感じることは少ない。そのため、両方にとって意味ある物と考えた。
 
実施結果:小学生・大学生がともに楽しみながら行うことができた。子供は今回の実施の意図については知らないが、水鉄砲の楽しみの中から水に対する親しみを持てていたように思える。また大学生側も、子供と水鉄砲を用い触れ合う中で、子供との触れ合いだけでなく、水を楽しむ気持ちも芽生えていた。
 
補  足:今回実施したものは上記で紹介したものだけでなく、川を汚さないことに対する意味を子供の中に持ってもらうために、全校生徒を対象として飯ごうを行う際に、カッパに変装した大学生数名が登場し、その状態で子供と触れ合い自らに関心を持たせた後、自分たちの住む川を汚さないで欲しいと告げることも行った。そのことに関しては、ここで述べた概要のみの紹介とさせていただきます。
 
                        

愛媛大学児童文化研究会