人に生きものに優しい川を守りたい |
〜 香川淡水魚研究会の取り組み ’2006 〜 |
香川淡水魚研究会は、生物多様性の維持に貢献することを目的とし、その達成のために ・香川県を中心とする淡水魚類の分布調査 ・在来種の保護・保全活動 ・移入種問題啓発 を行うことを趣旨として活動しています。 これまでに、香川県を中心として、以下のような取り組みをしてきました。 ・分布調査(生物・水質調査) 淡水魚類を中心に、どこにどんな生き物がいるのだろう? ・絶滅の危険性が高い種の保護または保全、増殖研究活動 身近にいる生き物たちの絶滅をただ見ているのは嫌! ・自然環境保全活動 人間にとって自然は、想像以上に価値が大きいのかも?! ・観察会(水辺の学習会など) 次世代に豊かな自然を伝えていくためには、身近な自然に触れてみることが大切だと思う。 ・移入種問題に関する活動 日本在来の生き物が、移入生物に置き換わっても問題ないの?! 子ども達も交えての観察会等も実施していますので、ぜひお越し下さい。 香川淡水魚研究会 「消えゆく日本の淡水魚たち」 : http://purety.jp/fish/ ●2006年度活動概要
●2006年度活動成果 これまでの野外調査のDATAを集積・分析して、外来種を防除し、香川に昔からいる生き物の復元に取り組む活動を本格的に開始しました。外来種によって日本在来の生き物の生息が脅かされている現在、このことを正しく理解し、問題解決に向かって歩みだすことは、次世代へ豊かな河川環境・自然環境を継承するのに重要です。 本会は、平成18年7月18日に環境大臣・農林水産大臣より特定外来生物オオクチバス・ブルーギルの防除実施団体として、全国で初の認定を受け、地域固有の豊かな自然環境を守る活動を地元住民、香川県立高松工芸高等学校環境研究同好会、他の自然保護団体、行政と連携を図りながら展開しています。 今年度は、本活動が評価され、第41回全国野生生物保護実績発表(主催:環境省・財団法人日本鳥類保護連盟、発表は香川県立高松工芸高等学校)にて環境省自然環境局長賞を受賞しました。 |
![]() 生物調査(2006.6.17) ![]() 生物調査(2006.8.23) ![]() 水質調査(2006.10.9) 香川で見られる水辺の生き物 ![]() ニッポンバラタナゴ(絶滅危惧TA類) ![]() トウヨシノボリ ![]() ハイイロゲンゴロウとガムシ |
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活動取り組みの紹介記事 (朝日新聞 2006.7.21) ![]() |
● 後援 四国の川を考える会 ● 協力 香川県立高松工芸高等学校環境研究同好会 |